どうも!サプリメント管理士のトオルです。
アラフォー男子であれば、多かれ少なかれスマホを開けば、健康系の広告が表示され、その中にNMNのサプリもあったのでは? なんかよくわからないけど夢のような製品で、老化防止に効くらしいということで購入した方もいるのではないでしょうか…
本記事では、以下についてまとめていきます。
- NMNって何?
- NMNって飲むべきなの?
結論、あえてNMNを選ぶ必要はありません。
NMNってざっくりいうと何?
魅力的な広告宣伝文句で、2020年頃から世間を騒がせているのがNMN(ニコチンアミド モノ ヌクレオチド)を使ったサプリ。インフルエンサーからマスメディアまで、多数取り上げられました。
でも、NMNが何なのかと聞かれて答えられる人は、おそらくほとんどいないです。何なら、NMNをつっかえずに読める人もw
「老化は加齢とともにゲノムが徐々に壊れていく」という前提で、
→そのゲノムの破壊を食い止めるサーチュイン遺伝子というのが存在し、
→そのサーチュイン遺伝子を活性化することができるのが「NAD+」という物質で、
→「NAD+」そのものは体に取り込まれにくいため、
→細胞に取り込まれると「NAD+」に変換されるNMNが考えられました。
飲まない方がいい理由はこれ
NMNに関する研究は全て動物実験の結果で、人間に対する臨床実験のエビデンスは不十分です。念入りに臨床実験を行い、厚労省が認可して発売する医薬品と違い、どれほどの量をどれくらいの期間飲めば良いかは手探りのまま発売されているので、今後どのような副作用が出てくるかは分かりません。
富山大学の中川崇教授は朝日新聞アピタルの取材で
「動物実験では華々しい結果が出ているが、人での臨床試験ではそこまで強い効果は確認されていないのが現状だと思います。」
と語っています。
著書『「ニセ医学」に騙されないために』(内外出版)などがある内科医の名取宏氏はプレジデントでの連載で、以下のように書いています。
「アンチエイジングの効果があるほうに賭けて、NMNサプリを摂取したい人は自由にそうすればいいですが、私はやめておきます。もちろん、家族や知り合いにも摂取することを勧めません。」
サプリメント先進国のアメリカでは2022年秋に、FDA(アメリカ食品医薬品局)がNMNを栄養補助食品として販売することを停止しています。 効能の実証が不十分にもかかわらず、サプリメントが普及し、粗悪品が出回ることに懸念を抱いたからだと言われています。
そもそも注意すべき点
NMNは厚労省が「非医薬品」としたため、製薬会社以外でも販売できるようになり、多くの業者が参入しました。日本では、医薬品ではないものは食品なので、効果効能を巧みにアピールする業者の広告宣伝に消費者が騙されやすいんです。
NMNに限ったことはでありませんが、特定の成分(例えばNMN)が含まれていないサプリを何食わぬ顔をして販売している悪質業者もいます。
朝日新聞が、「日本のAmazonと楽天で売れ筋のNMNサプリを購入して、検査機関に依頼して調査した結果、7商品のうち2商品からはNMNが検出されなかった」ということも報じています。
そういう業者のネット広告を見てポチってしまった方は、不幸としか言えません。。
まとめ
NMNは「老化は加齢とともにゲノムが徐々に壊れていく」という前提ですが、最新の研究では、老化の根源は遺伝子の発現であると言われています。最新だと言ってNMNサプリをアピールする業者の製品を買う前に、今一度、考えてみては?



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